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スマホ・ケータイ安全教室

 本日、本校体育館で東京から通信会社の方を講師に招き、特別授業「スマホ・ケータイ安全教室」が開催されました。現代社会ではスマホ等が我々の生活になくてはならないものとなっています。しかし、それぞれが安全にスマホ等を活用するための知識とスキルが必要です。

 授業内容は、スマホ利用者全員が知っておくべき重要な情報を提供するためのものでした。授業では、動画を3つ視聴し、何が問題かを生徒たちが考えるというものでした。すべてアニメーションではありましたが、実際に起こったものをアニメ化したものです。


 ケータイ電話やスマートフォンは、その便利さと同時に匿名性、なりすまし、プライバシーの侵害、そしてそれらが引き起こすさまざまな犯罪の危険性も増加しています。匿名性の問題は特にSNSやメッセージングアプリの利用において問題となっています。

 また、未成年者による投げ銭の問題。投げ銭は本来、視聴者がクリエーターの作品に対して感謝を表現したり、その活動を支援する手段であるはずです。しかし、一部の視聴者はこれを"特別な待遇"を得るための手段と誤解していることがあります。これらの問題に対処するためには、プラットフォーム側が未成年者の不適切な投げ銭を防ぐための仕組みを整備したり、投げ銭に関するガイドラインを明確にすることが求められます。同時に、視聴者自身も投げ銭の目的とその結果について理解し、依存症に陥る前に適切な行動をとることが重要となります。

 インターネットは情報収集や人々との繋がりを可能にする一方で、不適切なコンテンツやデジタル犯罪のリスクも持っています。そのため、フィルタリングサービスは非常に重要な役割を果たしています。例えば、フィルタリングサービスがない場合、誤って有害なコンテンツに触れる可能性があります。また、フィルタリングサービスはプライバシーの保護にも役立ちます。しかし、フィルタリングサービスだけに頼るのではなく、各自がオンラインでの行動を自己管理し、適切な情報リテラシーを身につけることが重要です。フィルタリングサービスはその一助となり、安全で健全なインターネット環境の実現に寄与します。


 これらの問題は、ケータイ電話やスマートフォンがもたらす様々な便利さと共に私たちの生活に深く組み込まれている現状を反映しています。利便性を享受する一方で、ユーザーとしてはこれらの危険性を理解し、適切な対策を講じることが求められます。授業が進むにつれて、生徒たちは真剣な眼差しで講師の話を聞き、同級生たちと考えを共有していました。それぞれの動画は独自の視点から見たもので、これからのデジタル世界で自分たちを守るためには何が必要かという認識を深めるためのものでした。


 スマホ・ケータイ安全教室の目的は、生徒たちにスマホ等の安全使用についての理解を深めさせ、自分たち自身を保護するスキルを身につけさせることでした。スマホ等の安全な利用は、現代社会で非常に重要なスキルです。本校として、生徒たちがこれからも安全で、意味深いデジタル経験を持てるようサポートしていきます。危ないから使わない教育でなく、デジタル社会を安全に正しく生きていけるよう、今後も、生徒たちへの支援をしていきます。


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