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AIが学校教育において変えるものについて

 近年、AI技術が急速に進歩しており、学校教育においてもその影響が大きくなることが予測されます。AIが導入されることにより、教育現場はどのように変わるのでしょうか?いや、どのように変わらなければならないのでしょうか。

 現状の法律では、生徒数に合わせた教員定数が定められています。西讃地区においても、生徒数が減少していくことは明らかです。ということは、先生の数も減ることは明らかです。しかし、先生の仕事が減っているようには感じられません。では、どうするのか。AIなどのテクノロジーを借りて、生産性をあげるしかないと私は考えます。

 AIを教師の右腕とし、生徒の能力、学習の進捗状況、個性に基づいた個別最適な学習支援を行う。「そんなの学校でなくてもできるのでは?!」いいえ、学校でないとできません!生徒が自分の理想を発見し、自己学習能力を養い、信頼の得られる人間になるためには、学校で部活や行事活動を通して学ぶしかないのです。

 工業科は地元企業と強い信頼を得ています。就職率の高さがそれを証明しています。AIがブルーカラー(特に製造業や建設業、鉱業などの生産現場で働く作業員・技術者を指します。)を代替することは当面難しいと言われています。その理由は、単純でないからです。ChatGPTに代表されるAIチャットボットは、プログラムを書いたり、計算を問いたり、論文を書いたりできます。しかし、体を使い、人とコミュニケーションを取りながら生産を行うことはできないでしょう。

 私は、人が社会の役に立っていると感じた瞬間から成長スピードが速まると考えています。このような自己有用感を得られる環境を整備するため、AIなどのテクノロジーを活用して、今後も教育活動をより一層推進し、社会を支える人材の育成に取り組みます。



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